留学日記
中村 将希 in Life university [第18回]

ドミニカ共和国とハイチへのミッショントリップ

 

こんにちは、今回は夏休み中に参加したミッショントリップについて書かせていただきたいと思います。

3週間の夏休みの最初の1週間で、Dr. Peter Morgan(ピーター・モーガン)が主宰するドミニカ共和国とハイチへのミッショントリップに行ってきました。ミッショントリップとは、一般的には学生が発展途上国などに行って、ボランティア活動として現地で支援を行うことを指します。

このミッショントリップは、カイロプラクティックの学生が参加し、現地の人々をアジャストすることを目的としたものです。この団体は学校とは全く関係ないものであり、参加したい学生がお金を払って参加するものです。Dr. モーガンはこのミッショントリップを非常に長く行っており、現地の人々と強い繋がりを持っている方です。

彼は他のドクターたちと共にハイチに孤児院を建て、そこで多くの子供たち(乳児から十代の子まで幅広い年齢層でした)が日々暮らしています。今回、彼は健康上の理由で参加できませんでしたが、それでも他のドクターや何度も参加している学生などが、すべてを上手に運営してくれたので、何の問題もなく1週間を過ごせました。

学生の私にとって、朝から晩までアジャストを行えるという経験は、非常に貴重なものでした。午前は市街地で午後は国境付近の工場地帯の休憩所で、アジャストをするというのが一日の基本的な流れでした。市街地では、アジャストメントテーブルを見た人たちが興味津々に近寄って来て、われ先と言わんばかりにテーブルに横になる人もいましたし、順番待ちで言い争いに発展することもありました。工場地帯では、仕事が終わる16時になると約2万5千人の従業員が一斉にゲートから出てきて、隅っこにある休憩所にアジャストメントテーブルを広げて待つ学生たちのところに押し寄せてきました。現地の人々との会話は、英語を話す孤児院の子供たちが通訳として助けてくれました。

毎日80人から100人近くの人をアジャストしました。アジャストメントの技術が上達したのが、自分でも感じることができたことはとても嬉しいことでした。しかし、自分の現在の技量では治せなかった人、カイロプラクティックでは治療を施すことができない人もたくさんいて、自らの技量の足りなさを痛感した旅でもありました。

今回のミッショントリップにはライフ大学の他にも、パーマー、パーマー・フロリダ、シャーマン大学などからも参加した学生がいました。  他のカイロプラクティック大学の学生たちと話せたことや、彼らのアジャストメントを見ることができたのは、現地の人々をアジャストするのと同じくらい素晴らしい経験でした。同じカイロプラクティックを志す他の大学の学生たちは、とてもやる気に満ちていて、彼らを見ていると自分も頑張らねばと自らを鼓舞することができました。たくさんのことを学ぶことができた1週間でした。

今回のミッショントリップに参加した学生やドクターたちとの記念撮影です

現地の子供たちと記念撮影

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