留学日記 中村 将希 in Life university [第9回]

雪には勝てないジョージア州

あけましておめでとうございます。今年も様々な情報を発信させていただけたらと思いますので、温かい目で見ていただけると幸いです。

以前にも書いたのですが、私は1月に国家試験を控えておりました。冬休みはそれに向けて勉強し、準備完璧とは言えませんでしたが、やるしかないという気持ちで試験に向けて準備していました。ですが、試験がある予定だった日は雪予報が出ており、結局、国家試験は中止となりました。試験予定日だった日から3週間後に試験日を設けるとのことだったのですが、その時期は中間試験真っ只中なので、二つ目の選択肢の4月にある試験日に受けることにしました。準備期間が延びて嬉しい反面、早く終わらせたかったという気持ちがあるのも正直なところです。

南に位置しているジョージア州は、滅多に雪が降りません。そのため、水道管をはじめとする様々な生活の基盤は、雪を想定して作られていません。想定していないというよりかは、初めから雪や寒さに耐えられるような工事をするより、壊れたら逐一直す方が安いという考え方みたいです。予報通り試験予定日に雪が降ったのですが、積もったわけでもなく、翌日にはすべて溶け切っていて、群馬の田舎町出身の私からすれば、何のことはないように感じられました。

ですが事実として、毎年この時期は少なくとも1回は大学の水道管が寒さで破裂して、学校が休校になります。3月の半ばから11月終わり位まで、1年のほとんどが暖かい気候のジョージア州では、前述の寒さ対策の工事より壊れたら直すという考え方も納得がいきます。渡米した年の冬に水道管の破裂で休校になったときは、雪が多く降る地域出身の私からしたら信じがたく、一つのカルチャーショックでした。

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。