斎藤信次残日録 其の五十二
もう9月か! 榊原セミナーとイメージ
今日は9月5日、いつの間にか9月に入っていた。最近ますます今日は何日、何曜日という意識がなくなってきた。ただただ手帳やデスクの前の予定を書き込めるカレンダーを見て、粛々と、と言ったらオーバーだが、予定を消化している。昔は一々手帳に書かなくても十分覚えていられたが、今はとても無理、とんでもないヘマをやらかしそうなので、書くことで安心を得ている。いい年をしてアポをすっぽかしでもしたら、それこそシャレにならないもんねぇー
昨日は第1日曜日、毎月の直さん(榊原直樹氏)のセミナーの日だった。セミナーは10時からだが、年に半分ほど力士が8時半に治療にやってくる。この力士が「東京で榊原先生の治療を受けられるなんて」と、昭和の大横綱、大鵬親方の大好物だったお菓子だったり、盛岡冷麺、愛媛のオレンジジュース、そして番付表など、何かしらお土産を持ってきてくれる。私は30分ほど早く出社するだけで、いろんなもののお相伴に与れるのでウェルカムだが、直さんは「朝から力士の治療をすると、ひと仕事終えた気になっちゃうんだよね」と笑う。だが、その力士の直さんへの信頼は絶対で、「先生、お願いします」と言われると名古屋から朝一番の新幹線でやってくる。
その治療が終わってからの、力士を交えての会話も楽しいし、力士が帰ったあとの直さんとの会話が好きだ。しっくりくるのである。そう、そう、そうなんだよね、と頷くことが多い。先月はセミナー後にしばらく酒を断っている直さんが付き合ってくれ、参加者のヒデと一緒に居酒屋に行った。熱を出して3日も休んだあとだったし、そのメンバーで居酒屋に行くのも久しぶりだったので、とても楽しかった。昨日帰りしなに直さんから「来月また行きましょうか?」と誘いを受け、私もヒデも「いいですねぇー」と断る言葉を持ち合わせていない。今から楽しみである。
そうして帰宅し、寝る前に何気なくiPadを覗いていたら、直さんのTwitterへの投稿が目に入った。タイトルは「天職とは?」。10の条件のうち、1つだけその条件そのものに疑いを持ちながらも、カイロプラクターが天職と言い切っている。私も偶然か必然か、就いた仕事が天職だったと疑いを持っていない。そんなところも気が合うのかもしれない。
そういえば前回、仙台育英高校の全国制覇のことを書いた。私は中高時にいわき市に住んでいたので、思わず勿来(なこそ)の関と書いたが、マスコミのほとんどは「優勝旗が白河(しらかわ)の関を越えた」と報じていた。大昔、勿来も白河も蝦夷征伐の前線基地だったところ、ここから蝦夷という地だ。こんなところからも東北のイメージがつくられるのかもしれない。
私が「どちらのご出身ですか?」と聞かれたときに、「宮城」と答えると「あー三重ですか」「あー宮崎ですか」とよく間違われる。自分では早口だとは思うが決して活舌が悪い方だとは思っていない。頭に「み」と言っただけで、そう思われるのか? 「宮城」がマイナーなのか? 「仙台」と答えることもあるが、これだって鹿児島の「川内」もある。すべては印象の方が勝るということなのだろうか?
榊原直樹
東北大学卒業(動物遺伝子学)
Cleveland Chiropractic College卒業。
カイロプラクティック・ドクター免許取得(#DC25271)
公認スポーツ障害専門カイロプラクター(CCSP)
公認ストレングスコンディショニングスペシャリスト(CSCS)
トリノオリンピック・メディカルチームメンバー
スポーツ・カイロプラクティック学位(DACBSP)
岐阜大学大学院医学系研究科非常勤講師
スポーツ医学&カイロプラクティック研究所
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