斎藤信次残日録 其の四十九「12月 その2」

Web、オンライン、リモート、そしてウェビナー、呼び名はいろいろあるが

現在は私の仕事の柱の一つとなっているWebセミナーは、5月10日の岡井から始まった。今考えると、やはり彼からになるんだろうなと頷ける。そうして、古谷、丸山、和泉と、5月、6月、ふた月の7、8週の日曜日にスケジュールし、それなりのZoomの経験を積んだ。一方、対面式も6月から榊原、7月から丸山が復活した。Webでは7月から丸山が平日の朝、辻本が夜を使い、それぞれ継続、スタートさせた。さらに主催ではなかったがAO(アトラスオーソゴナル)の紹介編も行った。

圧倒的にWebの方が多かったが、対面式もぼちぼちと再開しコロナ前に戻りつつあった。そしたら今度は8月に第2波がやってきて、再開したばかりの対面式がまた自粛かと岐路に立たされたが、参加者の皆さんの熱意とご理解、ご協力により開催し続けることができている。10月からは再び、アメリカ在住の岡井、和泉によるWebセミナーが日曜日の午前中に登場、どちらも大好評であった。

 

11月は久しぶりにやりきった感じ

ここで11月のスケジュールを紹介させていただくと、まず1日に榊原・対面、1日および15日が和泉Web、4・11・18・25日が辻本Web、8日が丸山・対面、12・19・26日が同Web、14~16日&21~23日がケリーWeb、15日がAO育成講座、22日が古谷・軸トレWebと、正直やりきったなぁーという気持ちだ。

カブっている日は時間差やセミナー中に別室で、特に15日は7時半にケリーWebに参加、8時30分に退出後、和泉Webに参加、9時のスタートとともに退出、それから西八王子のAO育成講座に移動、昼休みから参加し終了後に懇親会と、この日が一番やりきった感じだ!

 

水曜夜の定例会

それから最近の楽しみの一つは、水曜夜の辻本Web後のリモート飲み会である。「飲食はすべて外で済ます」をモットーに生きてきたが、コロナのお陰ですっかり家飲み派になってしまった。結構「リモートで飲み会しませんか?」とお誘いを受けたが、「そんなことして何が楽しいんだ」と全く乗り気にならなかった。

なのに、である。セミナーの開催時間が夜ということもあって、辻本に「終わってから反省会がてら飲むか?」と声をかけたら、二つ返事でセミナー参加者にも「どうですか?」と声をかけた。そしたら、当ドットコムで好評連載中の高知の山﨑や宮崎の門川、たまに兵庫の作尾が参加して、いつも間にか例会のようになっていた。しかし、やらされているのではなく自発的なので楽しい。最近の至福の時間だ。終了は日を跨がないようにと訴えているが、どうしてもギリギリ、下手すると跨いでしまう。だが、この飲み会も辻本の第2期が終了する12月2日で、年明けまでしばらくお休みとなる。2日は翌日の丸山Webもお休みだし、心おきなく飲んで話すか!

 

外での飲食

11月に外で飲食したのは、7・10・15・28日の4日である。7日と28日はごくごく地味に、昔馴染みの早稲田の「現兵衛」と渋谷の「うな鐵」に行った。どちらも、行ってみたいというリクエストがあってのことだったが、青年期に行ったと言うより通っていた店で、それほどブランクが空いているわけでもないのに、最近は行くたびに通っていた頃のことを思い出し、やたらと懐かしい思いになる。年を取ったせいかな?

10日は、ある作業を手伝ってもらったお礼でレストランへ。一滴も飲まなかったわけではないが、ほぼ食事。15日は、AO育成講座の帰りに、AOJのメンバー、愛知の北川君と兵庫の作本君と飲んだ。北川君はAOJだからということではなく、シオカワの学生だった頃から知っていて、今は主にAOJでのことで連絡を取り合っているが、徒手医学会でもそれなりの立場を任される有能な好青年である。作本君はAOの育成講座が始まったときに、人づてに相談を受けて知り合った。AOの底知れぬ魅力にどっぷり浸かっている、こちらも負けず劣らずの好青年である。そんな二人との飲み会なので話も弾み、帰りの新幹線の時間を気にしながらの、西八王子での2時間余りだったが、とても楽しいいひとときだった。

さて、ここからがこのご時世の最も大事なところで、15日に外飲みしてからでも2週間が経過した。コロナの兆候はない、ということは今月もクリアできた! よしよし、このまま、このまま!


斎藤 信次(さいとう しんじ)
2016年6月、科学新聞社の代表取締役社長を勇退、顧問に就任今後はこれまでの経験を活かし、同社の出版事業をサポートするかたわら、広く手技療法界全体の活性化を目指し、独自の活動を展開していく予定幅広い人脈を持ち、また人情味にも厚く、業界の良き相談相手であったことから、今後ますますの出番が予想される力強い助っ人

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