岡井健DCのI Love Chiropractic !
「6月1日の1dayセミナーの概要解説」
皆さんお元気ですか? ゴールデンウィークも終わり生活のペースも落ち着いた頃でしょう。6月1日に東京の大井町「きゅりあん」で私のセミナー「マイエリート・セミナー」を開催します。多くの方が、一体「マイエリート・セミナー」とは、どんな内容のセミナーなのかなと思っていることと思います。自分は参加するべきかどうかわからない、自分に必要な内容なのかなと疑問に思っていることでしょう。当然のことです。そこで今回のセミナー内容の概要を解説していきたいと思います。
タイトルの「マイエリート」の主旨を数回前のジャーナルでのコラム「マイエリート・セミナーにかける思い」でお届けしましたが、それを読んでいない方は、そもそもこのタイトルに「?」マークの方もいるかと思います。是非バックナンバーを読んでいただけたらと思います。とは言え、ここでもう一度そのことも簡単に説明してから、さらにセミナーの内容の要点をお知らせして、是非多くの方に参加して欲しいと思っています。
コラム「マイエリート・セミナーにかける思い」から抜粋してお伝えしたい箇所があります。【私は、人は誰しも自分自身をより高めていくべきで、自分の中で自分をエリートとして成長させ、そして褒めていただきたい、誇りに思って堂々と生きて欲しいという願いを持っています。世の中の評価よりも、まずは自分自身で自分を評価し、褒めて、自信を持って幸せに生きるべきなのです。間違っても自分自身を不当に低評価し、卑下するべきではありません。それは謙虚さとは違います。もしも「自分はエリートになんかなれない」という気持ちから「エリート」という言葉に無意識に反感を持つのだとしたら、それはとても悲しいことです】
せっかく素晴らしい能力や可能性も持っている人が、十分にその能力を発揮できていないことがあります。このセミナーを通して共に自分の可能性について考えていけたらと思っています。ですから、このセミナーはエリートの方が受けるためでも、世間からエリートと呼ばれることを目指すものでもなく、自分自身の能力を自分のために少しでも高めて欲しいという願いからのタイトルなのです。
さて、セミナーの最初の1時間は「マイエリートを目指そう!」ということでお話をさせていただきます。これは施術家だけではなく、どなたでも啓発される内容だと思います。受講者の中には、私のセミナーのこのような啓発的な時間に、中学生のわが子を連れて参加される方もいます。実は私も自分の子供たちを参加させることもあります。私が10代のときに知っていれば、もっと早く楽に自分を成長させることができたと思います。私のセミナーで必ず扱う自己啓発やモチベーションを高める内容のセミナーは、私たちの業界ではあまりないかもしれません。いくら知識や技術を学んでも、その学んだものを自分のものとして身につけて、さらに高めていくには、自己啓発やモチベーションはとても大切です。いろいろな方から、そのような自己啓発を学ぶこともできますが、同じカイロプラクター、施術家として悩み、葛藤してきた経験を持つ私が後輩の皆さんにお話しするのは、また一味違う意味を持つと思って続けています。きっとセミナーのあとは、新たなやる気で満たされることとなるでしょう。
2時間目は、「ゴールセッティングとアクションプランの魔法」についてお話しさせていただきます。目標というものが大切なことは、誰もが知っていると思います。私はカイロプラクターとして、夢のハワイで忙しくも楽しく患者さんの治療をする毎日ですが、私が30年前に北カリフォルニアで独立開業したときは、今のようになれるとは夢にも思っていませんでした。ただ漠然と成功したい、幸せになりたいと願ってはいましたが、「自分が何を目指したいのか?」や「そのために何をすればいいのか?」という明確で具体的な青写真は何もありませんでした。私がはっきりとした未来予想図を描くことができたのは、ニュージャージーで開業する大学時代の親友に勧められて、Kats ManagementというKats, DCが主宰するカイロプラクティック・マネジメントのセミナーで学んだからです。私はそこで10年以上にわたりコーチングを受け、たくさんのセミナーに参加して学んだのです。私の「マイプラクティス」というセミナーのシリーズは、その経験からデザインしてきたセミナーでもあるのです。私がKats Managementで「5年計画」という手法を学んでいなければ、とても今のような成功を収めることはできなかったでしょう。仕事でも私生活でも、この「5年計画」が私を、自分が想像していたよりもずっと大きな成功と幸せへと導いてくれたのです。私の親友とDr. Katsは、まさに私の人生の大恩人なのです。ここでは皆さんに、私が実践してきた「5年計画」を中心に、皆さんが夢を叶えられるようにゴールセッティングとアクションプランについてお話しします。
3時間目は「疲れずに良い治療をするための工夫」についてのお話です。日々の診療や生活に疲れて、いつまで続けられるのだろうかと不安な方もいることでしょう。私は少なくとも80歳までは現役でいたいという夢があります。残念なことに、あとたった20年しかありません。私は30年近くカリフォルニアで2つのクリニックを切り盛りして、多くの患者を治療し、多くのスタッフをマネジメントしてきました。それは、苦労と試練の連続でありましたが、それ以上に喜びや充実感のあるものでした。患者さんたちからも同業者からも「どうして岡井先生は、いつもそんなに元気なのですか?」と聞かれます。何も特別な秘密があるわけではなく、人並みに健康に気を遣い、好きな仕事をし、良い家庭を持ち、趣味も大切にしてきただけなのですが、無駄に悩んだりせずに切り替えをすることや、夢を持つことがエネルギーを生んだと思います。そして、日々の診療や経営において私なりの考え方や工夫があり、それがきっと皆さんにも役立つと思います。それは治療を簡素化したり、スタッフに任せるという類いの工夫ではなく、私が自分自身の経験を通してつくり上げた法則を元に、自分でできる簡単なことなのです。
4時間目は「頚椎のアジャストメントが上手くなるために知るべきこと」、5時間目は「胸椎のアジャストメントの危険を知り、効果を最大にするために知るべきこと」、6時間目は「腰椎・骨盤のアジャストメントで骨が簡単に上手く動くために知るべきこと」と題して、アジャストメントの実技講習をします。常々言うことですが、私は私のテクニックに名前をつけません。ただの「マイテクニック」です。皆さんは私のテクニックから学びやヒントを得て、それぞれの「マイテクニック」を構築するべきなのです。ですから、まだ私のテクニックに触れたことのない方でも、他のテクニックを使っている方でも十分に得るところがある内容です。
実は最近、還暦を迎えたあとに、自分のテクニックが飛躍的に上達したと嬉しくてしょうがないのです。あることからヒントを得て、それをアジャストメントに活用したときに、明らかな上達を感じたのです。外から見てわかるものではありませんが、私の手の下で動く患者さんの骨の動きが、とても上質になったと感じていて、それが嬉しくて仕方がありません。その考え方と手法を皆さんにお伝えして、上達のヒントとして欲しいのです。
7時間目は、時間の都合で入れられるか検討中ですが、四肢が体にもたらす影響と四肢のアジャストメントの大切さを伝えたい「四肢を知れば、体の不思議が解ける」という講義です。私が四肢のアジャストメントを大事にして、得意としていることはよく知られるところでしょうが、日々診療で新たな試みや発見があります。そんなことを皆さんにお伝えできればと考えています。
私は怖い人でもなく、厳しい人でもなく、優しくて良い人だと思っています。セミナーも気楽にリラックスして、十分に吸収して欲しいと思ってやっていますし、どんな質問にもできる限り真摯に答えようと思っています。毎回参加してくれる仲間には本当に感謝していますし、しばらく顔を見ていない仲間にも会いたいと思っていますし、新たな方たちにも気軽に参加して欲しいと願っています。皆さんは縛られることなく、いろいろな人から自由に学んで自分自身を成長させ、幸せになるべきだと思っています。一人でも多くの方と一緒に学んで、私自身も成長していきたいと思っています。是非お気軽に参加くださいね。きっと参加して良かったと思うはずです。
岡井健のマイ・エリート・セミナー6月1日(日)開催!
岡井健(おかい たけし)DC

福岡西陵高校を卒業後、1984年単身アメリカ、ボストンに語学留学。その後、マサチューセッツ州立大学在学中にカイロプラクティックに出会い、ロサンジェルス・カレッジ・オブ・カイロプラクティック(LACC)に入学、1991年に同校をストレートで卒業する。
1992年、カリフォルニア州開業試験を優等で合格。1991年から1995年まで、カリフォルニア州ガーデナの上村DC(パーマー大学出身)のクリニックで、アソシエート・ドクターとして勤務した後、サンフランシスコ空港近郊のサンマテオにて開業。2001年にはシリコンバレーの中心地、サンノゼにもクリニックを開業し、サンフランシスコ・ラジオ毎日での健康相談や地方紙でのコラム連載でも活躍。
また、積極的に留学中の学生たちの面倒を見、その学生たちの帰国を皮切りに日本での活動を始める。科学新聞社(斎藤)との縁は、2005年に出版した「チキンスープ・シリーズ カイロプラクティックのこころ」の監訳に始まり、以降15年以上にわたって出版物、マイプラクティス・セミナ、カイロ-ジャーナル記念イベントなど、またカイロプラクティック・クラブとして「ソウルナイト」(スタート時はフィロソフィーナイト)など、ありとあらゆる場面で協力関係にある。
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