アトラスオーソゴナル・カイロプラクティック

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アトラスオーソゴナル・カイロプラクティック

『アトラスオーソゴナル・カイロプラクティック』の原書は、米国のカイロプラクティック大学においてアトラスオーソゴナルを学ぶ上で最初に出会う本です。初版が出版された1980年から常に改訂を重ねた現在も日々進化し続け、著者でありアトラスオーソゴナル創始者であるDr. Roy W. Sweatは1940年代から現在まで臨床にあたっています。

著者ロイ・W・スウェット D.C.,B.C.A.O./マシュー・H・スウェット D.C.,B.C.A.O. 判型B5判/328頁 訳者井上 裕之 D.C.,B.C.A.O.訳 発行者科学新聞社 発行年2011年
Atlas Orthogonal Chiropractic

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著者略歴
ロイ・W・スウェット D.C.,B.C.A.O.
1950年、パーマー・カイロプラクティック大学卒業。52年からDr. John F. Grosticの下で上部頚椎専門の研究を始める。その後、専門訓練セミナーを創設し、指導・普及に努めるかたわら、治療機器や装置の開発にも力を注ぎ、上部頚椎カイロプラクティックの第一人者として活躍。
マシュー・H・スウェット D.C.,B.C.A.O.
1989年、ライフ・カイロプラクティック大学卒業。幼少期より、父のDr. ロイ・スウェットから教育を受け、卒業と同時にアトランタで開業し、臨床に従事。現在、ライフ大学教授。また、パーマー大学をはじめ、ライフウェスト大学、シャーマン大学など、アメリカ、カナダなどで講義を行う。

訳者略歴
井上 裕之 D.C.,B.C.A.O.
1997年、パーマー・カイロプラクティック大学卒業。98年、米国カイロプラクティック協会認定アトラスオーソゴニスト取得。同年、帰国。2005年、東京・三鷹に「上部頚椎研究室」を開業。日本に「本物の」アトラスオーソゴニストを育成するため、専門セミナーを創設。

内容構成
Chapter 1:アトラスオーソゴナルのレントゲン設備と配置
Chapter 2:アトラスオーソゴナルのレントゲン分析
Chapter 3:アトラスオーソゴナルの検査と位置設定
Chapter 4:アトラスオーソゴナルのアジャストと評価

本書『アトラスオーソゴナル・カイロプラクティック』の原書は、米国のカイロプラクティック大学においてアトラスオーソゴナルを学ぶ上で最初に出会う本です。初版が出版された1980年から常に改訂を重ねた現在も日々進化し続け、著者でありアトラスオーソゴナル創始者であるDr. Roy W. Sweatは1940年代から現在まで臨床にあたっています。そのDr. Roy W. Sweatのアトラスに対する情熱と、人々の健康に人生を捧げる姿に出会い、近くに置いていただき研修させていただいた時間は私の人生においてかけがえのない貴重な経験であり、宝物です。

10代中頃の私は、「この人生において何をすれば人の役に立てるのか」と考え悩んだ結果、人生をカイロプラクターとして捧げる決心をしました。そして、19歳のとき、アメリカへ渡りカイロプラクティック大学を決意し、大晦日に単身、片道切符でアイオワ州ダベンポートに飛び立ちました。ダベンポートのパーマー大学内外には著名なドクターが数多く存在し、パーマー入学前から自分の身をもってさまざまなテクニックを探求しました。そんなとき、パーマー大学学長であり、ご自身も上部頚椎テクニックのドクターであるDr. Donald P. eKrnとの出会いによって、パーマー大学入学を決意できたことに心より感謝しております。

パーマー大学では1993年の入学まもなくアトラスオーソゴナル“AO”に出会い、その科学的に立証された素晴らしい治療効果に感銘を受け、在学当初から上部頚椎をベースとしたテクニックを受講習得してまいりました。1997年にパーマー大学を卒業した後はDr. Roy W. Sweatの研究所(ジョージア州アトランタ)にて研修させていただき、翌98年にDr. Roy W. Sweatより日本人として最初にAO最高学位であるBCAOを取得(認定登録0010番)、日本において正式にアトラスオーソゴニスト育成を目的とするAO教授資格を授与いただき、同年帰国しました。帰国後はAOを基本とする施術で日々臨床に専念する中で、日本における“本物”のAO普及が求められている現実を日々痛感するばかりであり、このたびアトラスオーソゴニスト育成講座開講を決意し、本書の翻訳を手がけました。これを機に、日本各地で“本物”のアトラスオーソゴニストの連携構築を切望いたします。

このような素晴らしい本の翻訳の機会は多くの方々のご協力があってはじめて実現することができました。Dr. Roy W. Sweatをはじめ、私を家族のように受け入れ、惜しみない指導と協力をしてくれたDr. MattとTeclaのスウェット一家ならびにアトラスオーソゴナル関係の皆様、パーマー大学学長であるDr. Donald P. Kernと多くの先生方、パーマー大学の中濱秀彦D.C.、日本人でAOを実践する松野寛幸D.C.、竹村秀孝D.C.、帰国後お世話になった医師の今井力先生と鍼灸師の明子夫人、本書の編集に協力してくれた北川勇介さん、初めてとなる翻訳作業や出版を親身になって、また辛抱強く支えてくださった科学新聞社の齋藤信次社長、アトラスオーソゴナルを理解し施術効果を実感しいていただいた皆様と上部頚椎研究室スタッフ、そして、私の信じるカイロプラクティックテクニックであるアトラスオーソゴナルを理解し常に惜しみない協力をしてくれる家族に心より感謝を申し上げます。

アメリカはもとより世界中のアトラスオーソゴナル・グループの合言葉に、“Change the World One Atlas at a Time”「一人ひとりのアトラスから地球を変えよう」があります。これからも一人でも多くの方がこの素晴らしいアトラスオーソゴナルを理解し、体感し、喜んでいただけることを心より願い、日々精進を続けてまいります。

2011年9月
井上裕之 D.C.,B.C.A.O

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