徒手療法家の施術対象になる関節機能障害。関節機能障害はレントゲンで確認することは非常に困難なため、これを確認するためには徒手による検査が必須となります。
J.McM.Mennel(メンネル),M.D.による世界的に有名な著『JOINT PAIN』は、わが国では40年近く前に中川貴雄D.C.の訳により、『関節の痛み-手技による診断と治療法-』というタイトルで出版されました。この本では関節の障害に対して、病歴に始まり検査/施術に至るまで、非常にわかりやすく書かれています。関節は四肢が中心となっていますが、正常関節解剖が理解できれば、脊柱にも十分応用できます。
今回はこの『関節の痛み』をテーマに、関節痛の原因となる関節機能障害を一緒に考えていきたいと思います。
2024年4月
5日 序文・病歴
正常関節運動について/正常関節遊び運動/正常関節解剖学/関節機能障害とその診断
/関節痛の鑑別診断
12日 足趾骨・足部・足関節
19日 膝関節・股関節
2024年5月
10日 検査・マニピュレーション
関節痛の一般理学的診断法/マニピュレーションを行うためのルール
17日 手指骨・中手骨
31日 手関節
2024年6月
7日 骨関節炎と関節痛
骨関節炎の診断/関節痛の原因
14日 肩関節
21日 鎖骨・肘関節
辻本 善光(つじもと・よしみつ)
現在、辻本カイロプラクティックオフィス(和歌山市)で開業。
現インターナショナル・カイロプラクティック・カレッジ(ICC、東大阪市)に、22年間勤め、その間、教務部長、臨床研究室長を務め、解剖学、一般検査、生体力学、四肢、リハビリテーション医学、クリニカル・カンファレンスなど、主に基礎系の教科を担当。
日本カイロプラクティック徒手医学会(JSCC)学術大会でワークショップの講師を務め、日本カイロプラクティック登録機構(JCR)設立当初には試験作成委員をつとめる。
現在は、ICCブリッジおよびコンバージョン・コースの講師をつとめ、また個人としてはカイロプラクティックの基礎教育普及のため、基礎検査のワークショップを各地で開催するなど、基礎検査のスペシャリストとして定評がある。
現インターナショナル・カイロプラクティック・カレッジ(ICC、東大阪市)に、22年間勤め、その間、教務部長、臨床研究室長を務め、解剖学、一般検査、生体力学、四肢、リハビリテーション医学、クリニカル・カンファレンスなど、主に基礎系の教科を担当。
日本カイロプラクティック徒手医学会(JSCC)学術大会でワークショップの講師を務め、日本カイロプラクティック登録機構(JCR)設立当初には試験作成委員をつとめる。
現在は、ICCブリッジおよびコンバージョン・コースの講師をつとめ、また個人としてはカイロプラクティックの基礎教育普及のため、基礎検査のワークショップを各地で開催するなど、基礎検査のスペシャリストとして定評がある。