第7回SCIエッセンシャル講座
「Subluxation(サブラクセーション)って、なに?」/辻本 善光
スピーカー:辻本 善光
日 時:2022年10月4日(火) 19:30~21:00
参 加 費:2,750円(税別2,500円)
2年半ほど前、長く続く出版不況に追い打ちをかけるように、新型コロナウイルスの蔓延という未曽有の危機に直面した。これに対し私が担当している部署も、これまでの事業展開から一気に舵を切りWebセミナーを開始した。その際、講師として白羽の矢を立てた一人が、カイロプラクティックの養成学校で長く教育に携わっていた辻本善光氏であった。
彼は講師依頼を快く引き受けてくれ、「徒手療法家のための基礎講座」と題して、基礎から応用、そして臨床に結びつけるための講座を続けてくれている。また、当社のホームページ上で「徒手療法の世界に身を置いて」という連載もひと月に一本、遅れることなく続けてくれている。
そんな彼に単発・不定期で開催している本講座の、講師依頼ではなく内容等の相談を持ちかけたところ、「なんなら、僕やりましょうか?」と意外な返事が返ってきた。「えっ、やってくれんの!」と一気に話が進み、今回の案内となった。辻本氏からは開催にあたって、下記のような一文が寄せられた。(科学新聞社 斎藤信次)
カイロプラクティックの中心をなすサブラクセーションですが、哲学からみたサブラクセーション、神経学的にみたサブラクセーション、運動学的にみたサブラクセーションなどなど、カイロプラクターによってその解釈は全然違う表現になっています。
今回はカイロプラクターにとって、イネイト・インテリジェンスと同じくらい永遠のテーマになりうるサブラクセーションを、みなさんと一緒に考えてみたいと思います。
辻本 善光
現在、辻本カイロプラクティックオフィス(和歌山市)で開業。
現インターナショナル・カイロプラクティック・カレッジ(ICC、東大阪市)に、22年間勤め、その間、教務部長、臨床研究室長を務め、解剖学、一般検査、生体力学、四肢、リハビリテーション医学、クリニカル・カンファレンスなど、主に基礎系の教科を担当。
日本カイロプラクティック徒手医学会(JSCC)学術大会でワークショップの講師を務め、日本カイロプラクティック登録機構(JCR)設立当初には試験作成委員をつとめる。
現在は、ICCブリッジおよびコンバージョン・コースの講師をつとめ、また個人としてはカイロプラクティックの基礎教育普及のため、基礎検査のワークショップを各地で開催するなど、基礎検査のスペシャリストとして定評がある。
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