末梢神経絞扼はなぜ起こるのか? 末梢神経に絞扼や圧迫が見当たらないにもかかわらず、シビレや痛み、運動機能障害などの症状が現れていることがあります。このようなとき、神経に何が起きているのか、神経系の機能特性を理解することによって、症状を引き起こしている実態が見えてきます。
末梢神経絞扼障害の初回では、2020年に東京で行いました『痛み』10回のシリーズの内容を凝縮、まとめたものをお話ししたいと思っています。急性痛/慢性痛のメカニズム、そして末梢神経絞扼障害と痛みの関係を考察していきたいと思っています。
上肢、頚部、肩、腰部/臀部、下肢それぞれにおいての、末梢神経の走行や感覚障害、支配筋の機能に及ぼす神経障害のメカニズムを詳しく見ていきたいと思います。
ニューラルヒーリング
丸山 正好
第1回(3月20日) 絞扼障害と痛み
第2回(4月17日) 末梢神経絞扼障害の機序と神経学的要因
第3回(5月15日) 正中神経-1
第4回(6月19日) 正中神経-2
第5回(7月17日) 尺骨神経
第6回(9月18日) 橈骨神経
第7回(10月16日) 胸郭出口症候群
第8回(11月20日) 肩の障害-1
第9回(12月18日) 肩の障害-2
第10回(1月15日) 腰仙神経叢-1
第11回(2月19日) 腰仙神経叢-2
第12回(3月19日) 足の絞扼障害/梨状筋症候群
丸山 正好(まるやま まさよし)
・ニューラルヒーリング院長
・カイロプラクティック徒手医学会評議員
・神経学的アプローチを中心とした治療を行っている。
・ブログ:ニューラルヒーリング院長のブログ
・増田 裕D.C. D.A.C.N.B.神経学セミナー初期メンバー