上部頚椎の研究

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上部頚椎の研究

アトラスオーソゴナル創始者、ロイ・W・スウェットが60年以上にわたる臨床と教育、研究における貴重な経験から生まれたもので、上部頚椎を理解し、正確なアジャストを行う上で必要不可欠なレントゲン画像解剖と写真解剖を収録している。第1部では、レントゲン画像をもとに、後頭骨と上部頚椎周辺の形状と名称を解説し、また第2部では、さまざまな骨標本を使いながら、一般例はもちろん、変形や奇形の諸例などについて紹介している。

著者ロイ・W・スウェット D.C.,B.C.A.O./マシュー・H・スウェット D.C.,B.C.A.O. 判型B5判/64頁 カラー 訳者井上 裕之 D.C.,B.C.A.O. 発行者科学新聞社 発行年2011年

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著者略歴
ロイ・W・スウェット D.C.,B.C.A.O.
1950年、パーマー・カイロプラクティック大学卒業。52年からDr. John F. Grosticの下で上部頚椎専門の研究を始める。その後、専門訓練セミナーを創設し、指導・普及に努めるかたわら、治療機器や装置の開発にも力を注ぎ、上部頚椎カイロプラクティックの第一人者として活躍。
マシュー・H・スウェット D.C.,B.C.A.O.
1989年、ライフ・カイロプラクティック大学卒業。幼少期より、父のDr. ロイ・スウェットから教育を受け、卒業と同時にアトランタで開業し、臨床に従事。現在、ライフ大学教授。また、パーマー大学をはじめ、ライフウェスト大学、シャーマン大学など、アメリカ、カナダなどで講義を行う。

訳者略歴
井上 裕之 D.C.,B.C.A.O.
1997年、パーマー・カイロプラクティック大学卒業。98年、米国カイロプラクティック協会認定アトラスオーソゴニスト取得。同年、帰国。2005年、東京・三鷹に「上部頚椎研究室」を開業。日本に「本物の」アトラスオーソゴニストを育成するため、専門セミナーを創設。

1. レントゲン画像解剖
2. 写真解剖

本書『上部頚椎の研究』(原題 Radiographic and Photographic Dry Bone Studies of the Occiput,Atlas,Axis and the Cervical Spine)は、著者でアトラスオーソゴナル創始者であるDr.Roy W. Sweatの1940年代から現在まで60年以上の臨床と教授経験から誕生しました。上部頚椎を理解し、正確なアジャストを行う上で必要不可欠な画像と映像の結晶です。
前半では、レントゲン写真をもとに後頭骨と上部頚椎周辺の形状と名称を解説し、後半では、さまざまな骨標本を使って一般的と思われるものから変形や奇形についてまとめています。
私が、Dr. Roy W. Sweatから本書の出版企画の話をお聞きしたのは2008年でした。翌年には、光栄にも原書を手渡していただくと同時に、「ぜひ、本書を日本の皆さんのために訳してほしい」と言い渡され、また「すべての上部頚椎に触れる者に本書が届くよう協力してほしい」というメッセージを頂きました。
折しも、私自身パーマー大学を卒業し日本にて臨床を積んで10年が経ち、希望者の声もあってアトラスオーソゴナル講義を始めるために日本語版『アトラスオーソゴナル・カイロプラクティック』の出版準備が整った矢先で、これは偶然でないと感じ、2冊を同時に出版することとさせていただきました。
本書の出版にあたって、『アトラスオーソゴナル・カイロプラクティック』の翻訳でも編集作業を引き受けてくださった北川勇介さんをはじめ、科学新聞社社長の齋藤信二さんには多大なるご協力を頂きましたことを心よりお礼申し上げます。
アメリカのカイロプラクティック界では、上部頚椎の重要性について理解されておりますが、日本においてはまだ理解とは程遠いことを実感いたしております。本書がその「理解」のきっかけのひとつになってくれれば、これ以上の喜びはございません。これからも一人でも多くの方が上部頚椎の重要性を理解し、体感し、喜んでいただけることを心より願い、日々精進を続けてまいります。
2011年9月
井上裕之 D.C.,B.C.A.O

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