SCIエッセンシャル講座
「イネイト・インテリジェンスとは何か? -カイロプラクティックの新しい精神-」/木村功

スピーカー:木村 功
日   時:2022年2月25日(金) 19:30~21:00
参 加 費:2,750円(税別2,500円)


 カイロプラクティックを考えるとき重要なことは、カイロプラクティックは哲学であり、科学であり、芸術であるという点であろう。この三本柱を考えるとき、それらが実は個別のものではなく、密接に関係しあっているということに異論はないと思う。つまり、哲学を語るとき、その中には科学性と芸術性の根幹が内包されていなければならない。同様にカイロプラクティックを科学する場合も、そのテクニックを芸術の域に高めていく場合も、そこには哲学がなければならない。

 科学である量子力学が我々に教えてくれている明白な事実は、現象(観測結果)が理論的に説明できない場合、現象が間違っているのではなく、従来の理論に問題があり、その理論の土台となる認識概念、つまりは哲学に問題があるということである。DDやBJが何をみていたのかを考えたとき、彼らは単なる人体ではなく、間違いなく人間そのものをみていたわけで、人間とカイロプラクティックの関係性を当時の最新の科学的知見や哲学的考察で説明していたと考えられる。

 ならば、様々な科学的知見の進歩により、人類の自然に対する認識がいくばくか変革した今、それに相応しい人間概念を再構築し、カイロプラクティック哲学に刷新していく必要がある。そこで、今回は哲学という切り口、つまり、カイロプラクティックの人間概念、特にイネイト・インテリジェンスを、1900年後半のレベルの科学的知見や思想・・・・ 一般システム論やカオス、散逸構造、複雑適応系・・・ などによって再考してみたいと思う。

 仏教でも釈尊が何を言っていたのかを探るよりも、何を言いたかったのかを考察していくことで大乗仏教や密教が生まれたように、我々もDDやBJの言っていることを金科玉条のように守るのではなく、その本質を自身のカイロプラクティックの中に落とし込むことが重要である。その追究は個人の中で昇華され、さらなるカイロプラクティックの発展につながると信じる。

カイロプラクティック オフィス グラヴィタ
木村 功

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